明日葉のもつ力(栄養成分)
豊かな栄養素と希少成分、食物繊維が「長寿草」をつくる
同じ明日葉でも、土壌と育ち方によって成分が異なります。どこで、どういう風に栽培された明日葉か、を見極めることが大切です。
20数種類のビタミンとミネラル
貧血に強い効果があり「造血ビタミン」と呼ばれる、ビタミンB2を始め、ビタミンC、ビタミンE、カロチン、カルシウム、鉄分など20数種類のビタミンとミネラルか含まれています。
明日葉だけの稀少成分
「造血ビタミン」・ビタミンB12を含有する植物は地上の植物では、明日葉だけと呼ばれています。明日葉の葉や茎を折ると、独特の粘った黄色い汁がにじみでてきます、この汁を島の人々は、古来から化膿止めとして使ってきましたが、これがバイオフラポノイド(ルチン、イソクエルシトン)。強力な抗菌作用があり、明日葉だけに含まれる稀少成分です。
豊富iな食物繊維
新陳代謝をよくし、お通じをよくする食物縫維、明日葉には、この食物繊雑かセロリの3倍、ほうれんそうの2倍、さやいんげんと春菊の1.6倍含まれています。便秘が引き起こす肥満にも効果かあります。
他の野菜に比べて何が優れているのか?
明日葉と主な野菜の栄養成分の比較
可食部100gあたりの含有量(『四訂日本食品標準成分表』より)
食物繊維、リン、ナトリウム、ビタミンB2はトップ。栄養バランスに優れる。
栄養に優れた13野菜、さやいんげん、かぽちゃ、キャベツ、キュウリ、春菊、セロリ、大根、たまねぎ、トマト、にら、にんじん、ねぎ、ほうれんそうと、明日葉の成分を比較してみました。
明日葉の含有量が13野菜中トップのもの
食物繊維(1位)、リン(1位)、ナトリウム(1位)、ビタミンB2(1位)
明日葉の含有量が13野菜中上位(5位以内)のもの
カルシウム(3位)、鉄分(3位)、カリウム(3位)、カロチン(2位)、ビタミンA(2位)、ビタミンB1(4位)、ビタミンC(2位)
明日葉に含まれている成分は、すべて13野菜中トップクラス。ある成分は豊富でもある成分は全然足りない、といった、いびつな栄養構成ではありません。栄養バランスの良さで際立っています。これは言い換えれば、明日葉を食すれば必要な栄養がまんべんなく補給できる、ということです。